人生山あり、谷あり!!それからの私達♪その5の巻き!

 

こうして、私達のドキドキもんの本番の出番が、刻一刻と近づいていきました。

 

 

ついに、、カルピス模様の素敵な衣装を身にまとった女性司会者が、私達の紹介を始めました。

 

 

『さあ、皆さん、お待たせ致しました。ここで海外からの素敵な参加者をご紹介致しましょう。

 

何と、日本から朋友です。

こちらは、我々の日本の友

人のお二人です。』

 

 

 

『こんにちは。私は美佳(めいちゃあ)と言います。隣にいるのは、主人です。ポンちゃんと言います。私達は、日本人です。昨年の11月から主人の仕事の関係で、ここ深せんに暮らしています。』

 

 

と司会者の方の紹介の様子に、私もテンションが上がりっぱなしの、興奮しっぱなし、、、!!状態で、いつもの如く、ポンちゃんにしゃべらせる隙も与えず?!ベラベラ舌がクルクル回って、意識も無く、しゃべくりまくって?!いました。

 

 

そして、一呼吸おき?!

 

 

『すみません。ポンちゃんからも一言、、、、。』

 

 

と慌ててポンちゃんに、マイクを渡すと、

 

 

やはりクール系に決めつつも?!

 

 

『こんにちは、、、。ポンです、、、。』

 

 

とこんな感じで皆様にご挨拶をしていました。

 

 

そして、司会者の方が、

 

 

『まあ、お二人とも中国語がお上手ですね。今日は、このカラオケ大会に参加して下さって、本当に有難うございます。』

 

 

と、褒めて下さり、

 

 

『こちらこそ、本番に出させて頂けて、本当に嬉しいです。有難うございます。私達は、中国人と、中国が大好きです。応援のほど、何卒よろしくお願いします。』

 

 

とマイクが壊れるくらい?!大きな声で、挨拶を続けました。

 

 

すると、会場が割れんばかりの大拍手!!

 

 

『がんばれ!!』

 

男の人の声援が飛んだり、、、。

 

 

『日本人です、、、。』

 

 

『おはようございます、、、。』

 

 

『みしみし(これは、めし、めしの事【漢字で言うところの、飯、飯】)を間違えて覚えられている方が発した言葉です。)、、、、。』

 

とか、色々どこやかしこや、知っている日本語を手当たり次第大きな声で叫ぶ人もいて、皆さん親しみを持ってくれていると思うと、何だかこちらのテンションをかなり刺激してくれました。

 

 

とにもかくにも、元気にこの瞬間を楽しみまくろう、、、、。生涯の我々の思い出にしよう、、、。

 

 

とにかく賞を頂くのを目標にしたりせずに、そんな事は一切気にせず、考えずに、ただただこの瞬間に陶酔して、会場の方と一体になり人生を謳歌しよう、、、。

 

 

そんな感覚が一瞬の内に、私の心に響いてきました。

 

 

『それでは、準備も出来たようです。お待たせ致しました。お二人に歌って頂きましょう。曲は、日本の歌手、安全地帯の歌、【恋の予感】です。どうぞ、、、。』

 

 

と、曲名を紹介して頂くと、伴奏が流れ始めました。

 

 

そして、マイクでハモリン美佳リン?!を始めようと、用意し、ポンちゃんが、、、。

 

 

『なぜ、、、。♪、、、♪』

 

 

と、出だしを歌い始め、その後、♪森の熊さん♪のように、、。

 

【ある日、、ある日、、、。森の中、、。森の中、、、。】的に、輪唱風に歌おうと力んでいたら、、、。

 

 

『なぜ、、、、♪』の私の声やたら小さい、、、。

 

という恐ろしいとんでもない状況が発生してしまいました。

 

 

(おかしいなあ、、、。私の声ってこんなに小さかった、、、?!私は今歌っている意識なのに、本当は、それは気のせいで?!声が出ていない?!んな訳ないか?!)

 

 

とか、ちょっと1,2秒のうちに、頭にかすめながら、再びくる輪唱の瞬間に、合わせるために、冷静に左脳を必死に反応させながら?!

 

 

もう一度元気よく、『なぜ♪』

 

 

と歌っても、やはり蚊の鳴くような声?!

 

なぜ♪なぜ♪と、もとの歌詞と、私の心の声が重なって、歌いながらも、

 

 

脳の中での私は、

 

 

『なぜ♪なぜ♪あなたは、声が出ないのー。

 

 

と繰り返し、不思議な脳内輪唱?!を繰り返していました。

 

 

(やばいよ。やばいよー。)と、あのお笑い界の出川のてっちゃんのお決まりの言葉が、頭の中を駆け巡っていました。

 

 

そして、ポンちゃんも、ちらりちらり、、こちらを気にしていながらも、彼はとっても調子の良いマイクで、気持ちよく歌っているではあーりませんか、、、。

 

 

そうです。

 

 

はっきりとこの時に分かりました。

 

 

これは、マイクの故障だったのです。

 

 

私の声があまりに小さいからでは決して決して、そうではなかったのです。

 

 

この事に気付き、これは、マイクなしで歌ったところで、こんな野外の大ステージでは、まったく聞こえないのだから、思い切って、奥の手を出さねば、、、、。

 

 

そうです。

 

 

美佳りんお得意の?!その場限りの即興大作戦?!をいざ決行、、、、、。

 

 

という事に私の右脳が瞬間的に判断?!して、

 

 

気付いてみると、無意識のうちに、マイクを無視して、踊りまくり始めました。

 

 

そして、マイクなしの地声で、

 

 

『マイクの調子が悪いので、急遽変更して、ダンスをする事にしました。

 

皆さん、力強い、応援をよろしくー!!!』

 

 

と、ほとんど怒鳴りながら?!伝えると、その後の展開も、

 

 

もうこなれば滅茶苦茶状態です。

 

 

振り付けなど全く考えてもいなかったので、ポンちゃんの歌にあわせて、即興で、適当に、ダンスのステップを踏み続けました。

 

 

手は、日本舞踊を真似たような?!おしとやか風な?!まるで着物を着ている自分のような雰囲気で、和風に踊り?!足は、ボックスを踏んだり、、、。

 

 

(ちなみに、高校の体育で、創作ダンスがあり、よく、友達とダンスを創作していた時に、授業で習ったボックスステップはよく使っていたので、こんな非常時に、役に立ったのでした。)

 

 

とにかく派手に踊りまくろう、、、。

 

 

それだけに一点集中しました。

 

 

そして、ポンちゃんの腕をつかんで、バレーリーナがよくする両手を水平にして、足を片足だけ上げるポーズをしたり、(もちろんバレーリーナのように美しく決まる柔軟性など全くもってありませんから、、、。残念!!(ギター侍風に?!)

 

 

(そんなはちゃめちゃダンスを、皆さんが、ユニークだと、面白パフォーマンス的に、好意的に受け入れて下さったら万々歳だー。)

 

 

と、そういう形に、行き当たりばったりはったりダンス?!を纏めていきました。

 

 

そうしていく内に、どうしたことでしょう、、、。

 

 

観客の方々が、このなんとも滑稽な滅茶苦茶ダンスを大笑いして下さっているではあーりませんか、、、、。

 

 

私の祖先って、ダンスのプロだったのかしらん?!なんて、相変わらずお調子者の私は、その反応に益々興奮して、ダンスは、どんどん激しさを増していきました。

 

 

こうして、私とポンちゃんのとんでもない本番は、幕開けして、とんでもない方向へ走っていった?!のでした。

 

 

この一曲で調子に乗った私達は、益々とんでもハプニング大爆笑の長い長い時間を、この後も観客の方々と、満喫していくことになるのでした。

 

 

(まだ、まだ続きますよん!!)