おそるべし、まさかの恐怖の洗礼?!を受ける日、、その2の巻き!

 

こうして、遭いたくない事件に、まさに突然出くわしてしまった私とポンちゃんでした。

 

頭をボカン!!とポンちゃんに叩かれて、ようやく正気に?!戻って来た私は、涙より、何とも言えない気持ちがどんどん溢れ出てきました。

 

そして、私とポンちゃんは、私達と同時期に同じ悲劇に見舞われてしまった、女性のもとへ走って行きました。

 

『あなたも掏られたの?!』

 

『そうなの。えっ?!あなたたちも?!』

 

『はい。どんな人か覚えている?!』

 

『よくわからない。』

 

『状況を見た人によると、子供らしいの。』

 

『そう、、。』

 

『どうするの?!一緒に公安に行って、状況を話しに行きませんか?!』

 

と私達、、、。

 

それから、私達は急いで公安の人が待機している小さな部屋のようなところへ走って行き、状況を話しました。

 

ポンちゃんが話した事を通訳したのですが、冷静さをいつも以上に欠いていた私は、気持ちが焦って、公安のお巡りさんに何度も、

 

『お嬢さん落ち着いて、、、、。』と言われる始末で大変でした。

 

ポーチの中を調べたら、お財布だけが見事に無くなっていました。銀行のカードやら、大切なものも入っていたので、至急カードは銀行で止めてもらうよう言われました。

 

それから、現金もいつもよりは持っていたので、それらも全て一瞬にして無くなってしまいました。

 

『どうしてこうなるのかねえ、、、。ついてないよねえ、、、。』と私、、、。

 

『そんな事今さら言ったってしょうがないじゃん。僕等が喧嘩なんかしているから悪いんだよ、、、。自業自得だよ、、。』

 

と、こんな時もあくまで冷静なポンちゃん、、、。

 

いや、この時にはかなり冷静さを取り戻したと言った方が、妥当な表現でしょうか、、、。

 

そして、お巡りさんは、

 

『恐らくお財布は返って来る事は難しいと思いますが、公安で詳しい被害届けを出しますか?!』

 

『もちろんです。』と私達、、、。

 

それから、私達は、公安の人が普段乗っている、あのピーポー系の紺と白等の大きなワゴン車に乗せてもらい、お巡りさんと一緒に近くの派出所?!のような所で事情聴取を行う事になりました。

 

何分にも生まれて初めての体験で、この時は私と同じくらいポンちゃんも興奮して緊張していました。

 

お巡りさんが丁寧に話して下さり、外国人の私達は緊張しながらも、細かく書き方を教えて頂きながら、小さな個室でそれを書き終えた時には、もう夕方の6時過ぎになっていました。

 

何だか私もポンちゃんも、どっと疲れてしまい、最後の方では、かなり元気がなくなっていて、お巡りさんも、

 

『君たち、大丈夫かい?!気をつけて帰りなさい、、、。』

 

と心配してくれて、

 

『もし、何か分かったら、連絡するからね。』

 

『よろしくお願い致します。』

 

と、こんな具合に終了しました。

 

この日の真昼間の出来事が、一生忘れられない出来事になるなんて、この日の朝には全く想像もつかない事でした。

 

人生は何があるのかわからない、、、。のです。

 

いつもはクール系のポンちゃんも、さすがにこの日は冷静さをかなり失い、

 

『何か疲れたねえ、、。こんな事に遭うなんて、、、。深センの街中での喧嘩だけは絶対に避けなければいけないね。』

 

『うん。そうだね。反省しなくちゃね。街中で喧嘩しそうになったらどうするの?!』

 

『それは、我慢して、家で話し合う?!ように、、。とにかく特に東門を歩く時は細心の注意をして歩かなければならないよ。』

 

『うん。分かったよ。』

 

こうして、この日は、家で家事をする気力など到底無く、外で食べて、早めに休むことにしました。

 

この日を境に、喧嘩ばかりしていたはちゃめちゃ!夫婦?!も、さすがに日頃の行動を反省し、このとんでもなく治安の悪い深センで、二人しかいない家族は、とにかく協力し合わなければ大変な事になるという事が、身にしみて分かり、二人とも、いつに無く傷心しきってしまい、顔を見合わせれば、

 

『今日の事は、お互い反省だよね。気をつけよう、、。』

 

と、いつものように、どちらかの過ちを責めるのでは無く、喧嘩はお互い様!!という、理に適った考え方が、ようやくきちんと出来るように?!少しづつ成長して?!いったように思います。