驚き桃の木?!誕生日、その4の巻き!!-再会!

 

こうして、本当に思いがけずルーメイとの再会の日がやってきました。

 

ルーメイが家に来てくれました。

 

ルーメイは、以前より少しふっくらしているように見えました。

 

『美佳(めいちゃあ)痩せたねえ、、。びっくりした!』

 

と、これがルーメイちゃんの発した最初の一言でした。

 

『痩せたでしょう、、、?!あなたと離れて精神的に寂しかったし、色々と心配して大変だったんだよ、、、。』

 

『ごめんなさい。私は太ったでしょ?!』

 

『うん。正直ふっくらしたね。やっぱり故郷はルーメイにとって精神的に安定するところだからなのかな?!』

 

『そうでもあるけど。大変な所でもあるよ。色々あるから、、、。』

 

『そっかあ、、、。でも、またルーメイとこうして再会出来るとは正直夢にも思わなかった、、、。』

 

と、私、、、。

 

それからお互いに座って色々話しました。

 

ルーメイを忘れるためにも、自分を変えるためにも、エステ等、その他自分の努力でダイエットに励んだ事。それから、美佳倶楽部の今後のことを考えていたこと、、、。

 

もちろん、ルーメイの今後の考え、身の振りかたについても、詳しく聞きたかったので、私のほうから切り出しました。

 

『ルーメイ、こうして深センに戻って来たんだけど、これからあなたはどうしようと思っているの?!』

 

『うん、そうだねえ、、。とりあえず、もう一度深センで仕事をしてみようと思っているの、、。』

 

『でも、ご家族は反対しているんでしょ?!』

 

『決して賛成しているわけではなく、(出来ればすぐにでも安徽省で、落ち着いて生活して、早いうちにこちらの人と結婚して、子供を産んで、ずっと両親の世話をしてほしい、、。)というのが、家族一致の意見なのです。』

 

『じゃ、どうするの?!』

 

『私は、今はどうしても帰りたくないの。もう少しこちらで頑張りたい、、、。そう思っているの。』

 

『ご家族は納得してくれたの?!』

 

『納得も何も、私は言い出したら聞かない所もあるし、そのことを両親も分かっていて、しかたないと思っているんじゃないかな、、?!』

 

『そうなんだ。じゃ当分は深センで頑張るんだね。』

 

『ええ。』

 

『仕事は、どうするの?!』と、切り出し難いことを切り出し始めました。

 

『美佳(めいちゃあ)や旦那さんはどう考えていますか?!』

 

『うん。実は色々話し合ったんだけど、私はルーメイとずっと一緒に美佳倶楽部を盛り立てて、一緒に活動をしていきたいと思っていたの。でも、結局、こんなこと、つまりルーメイが故郷に帰って、連絡をくれる約束もしていたし、期限付きで帰郷していたのに、その日も帰って来れず、理由の連絡すら全く無かった。これは事実だよね?!』

 

『本当に、本当にごめんなさい。これはどんな言い訳をしても言い訳にはならないよね。私が全て悪いのです。いくら家庭の事情があったにせよ、連絡等のことをしなかったのは私の過ちです。言い訳の言葉もありません。』

 

『ルーメイ、そんなつもりで言ったんじゃないの。』

 

『ごめんなさい。続けて、、。』

 

『だから、あの時の気持ちは、本当に耐えられなかった。私も普段クールな旦那も精神的にまいってしまって、せっかくこんな信じられる中国人の大切な友達が出来たと思って、可愛い妹のように、本当にあなたのことを大切に思っていただけに、可愛さ余って憎さ百倍!じゃないけれど、そのくらい、裏切られたような気がして、毎日辛かったの。』

 

『だから、万が一、もう一度ルーメイに会える事があったら、今までのことを一旦始めに戻して、改めて考えようと思っていたの。だから、美佳倶楽部の規約を作ったけれども、この内容を一旦破棄してもいいかなあ、、?!つまり、ストレートに言えば、あなたを美佳倶楽部の一員として、雇用することを終了させて欲しいのです。ごめんなさい。勝手なことを言って、、、。でもこうしてお互い気持ちよく再会出来て、また一緒に始めて、もしまた、こんな辛い事になったら、せっかくのいい友達という関係が、雇用人、被雇用人という形で、ルーメイを関係上縛り付けてしまうような気がして、凄く恐いの、、。分かるかなあ、、?!』

 

『分かるよ。それに、これは二人の責任じゃなく、約束を守らなかった私の責任だから、私もそうしてくれた方が気が楽です。そうしてもらった方がいいと、私も思っていたの。

その話をしたかったのです。』

 

『有難う。ルーメイ、、。ルーメイと一緒に短い時間だったけれど、楽しく活動出来て、本当に楽しかったし、色んな経験が出来た。こんなに深く外人と付き合ったことも無かったし、自分がこんな風に感情をストレートにぶつけられる人間だと、久しく実感していなかっただけに、自分発見の勉強にもなったの。』

 

『私もだよ。美佳(めいちゃあ)本当にあなた達には感謝しているのです。家族ぐるみで、、、。』

 

大切な友達と、一緒に仕事をすることがこんなに大変なことだと思わなかった。まして、そこに雇用人、被雇用人という関係上が発生すると、上手くいっている時はいいけれど、問題が発生すると、自然とだんだん雇用人の私達が、主人?!で、被雇用人のあなたが家来?!みたいな関係になっていって、【ルーメイが連絡するって言ったのに、約束を破った、、、。】とか、【ルーメイがこの日までには帰って来ると言ったのに、来ない、、、。】とか、【これは彼女の仕事なんだよ。どうして私達の言う事を聞いてくれないの、、。こんなこと普通の職場だと許されないよ。私達だと思って甘えているんだよ。きっと私達だから許しもらえるとたかをくくって、甘えているんだよ、、、。】とか、こんな風になってしまうんだよ。今回もその一歩手前、いやほとんど正直その精神状態だったんだよ。そんな風にあなたを仕事上の管理者として、縛ったりするのは、物凄く疲れたし、辛すぎた、、、。』

 

『美佳(めいちゃあ)そんなに思いつめないで、、。そういう気持ちになる美佳の気持ちは良く分かるから、、、。』

 

『だから、これからは、美佳倶楽部の活動としてではなく、普通の今まで通りの友達に戻るためにも、雇用人、被雇用人の関係は止めましょう、、。』

 

『了解しました。美佳達のいいようにして下さい。それから、別に仕事としてお手伝い出来なくても、私はいつまでもあなたの友達だと思っているから、いつでも友達として協力するから、夢をあきらめないでね、、、。

 

『有難う。ルーメイ、、。』

 

こうして、胸の中のつかえがとれて行きました。

 

友人同士で商売をしたりしている方々はたくさんいますが、私達には、無理な事だったのです。

 

なさっている方は、本当に凄いと心から感心してしまいます。

 

友達と仕事のパートナー、、、。

 

あるところでは線を引き、あるところでは、お互いの情を大切にして、苦労を重ねて、頑張る、、、。そして継続していく、、、。

 

私達には、まだまだその度量、才能諸々のものがこの段階では、まだまだ足りなかったということが、心底分かりました。

 

超寂しがりやで激情的性格?!の私と、クールっぽく?!ふるまい、実は根っこのところは人一倍寂しがりやで、御人好しなポンちゃんとでは、こういった形の活動は今のところ難しかったようです。

 

何しろ、眠れない日々が続くくらい、悩んで、精神的に病んでいたのですから、、、。

 

でも、きっと人生には無駄は1つもなく、この経験も、これからきっと役に立つ日がくると、その時はひたすらプラス思考にこの決断を自分を信じる事にしていました。

 

こうして、ルーメイとはまた新しい関係が積み上げられて行きました。

 

まるで積み木のように、、、。この日から私も気楽にルーメイに電話が出来るようになりました。

 

そして、この日からルーメイの再びの職探し、、、。が始まったのでした。