驚き桃の木?!誕生日、その2の巻き!!

 

ポンちゃんの記念すべき深センで始めて迎える誕生日、、、。

 

久しぶりにかなり豪華な?!食事をして、マンションに着いたら、なんとルーメイちゃんからの手紙と、ポンちゃん宛ての誕生日プレゼントが、可愛い紙袋の中に入っていて、私たちが不在だったので、門番の女の子が預かっていてくれたのでした。

 

急いでエレベーターに乗り、カギを開けて、まず手紙をゆっくり読み始めました。

 

そこには、ルーメイの今の思いが赤裸々に綴られていました。

 

ルーメイの手紙には、、、、。

 

美佳(めいちゃあ)、美佳(めいちゃあの旦那様)ずっと連絡しなくてごめんなさい。色々あって今ようやく深センへ戻って来ました。あなた達との約束の日にも間に合わず、電話すらせずに、あなた達を心配させて本当にごめんなさい。

きっと、二人とも私のことを物凄く怒っていることと思います。怒られても仕方の無い事を私はしてしまったのですから、、、。本当に本当にごめんなさい。それしか言えません。

故郷に帰ってから本当に色んな事があって、親戚等に色々心配事があり、そちらの辺鄙な所にずっと行っていたり、両親も具合が悪く、特に母の方は体調の悪さに付随して、情緒も不安定で、私が再び深セン等に行く事を物凄く反対していて、私は美佳(めいちゃあ)達と、美佳の夢の実現のお手伝いをしたり、一緒に1つの夢を追いかけ続けて、ずっと美佳倶楽部の仕事を一緒にやり続けたいと心から思っていました。今でも思っています。でも、美佳や旦那さんは、きっと想像もつかないくらい、中国人の家族同士の繋がりの深さ、どんなことも家族の事を第一に考えて、家族に何かあったら、何よりもそちらを優先させて、自分の夢や希望を後回しにしても、家族優先に、特に私達のように、出稼ぎに来ている若者は、金銭的にも、家族、特に両親を支えていかなければいけない義務があるのです。日本とは、色々と違ってかなり独特の古い考え方があり、それらをどう伝えようかと、電話すらなかなか出来ずにいました。美佳や旦那さんにどう説明したらいいか分からなくて悩んでいました。私の年齢では、私達の故郷で結婚していない人はほとんどいない状態で、何分にも田舎なので、両親とも一日も早く深センでの暮らしを引き払い、こちらへ戻って来てこちらの人と結婚することを一番に望んでいます。【早く安心させて欲しい、、。】と、毎日毎日母に泣かれています。私も辛いのです。

これからの事は、全て美佳と旦那様の判断に任せます。勝手な事をして、いつも私のことを、心配してくれるあなた達を苦しめて、大変に傷つけたのは、私だから、、。でも、私は今でもこう思っています。私は深センに来てGホテルであなた達と初めて出会い、その時はまさか国の違う日本人の友達が出来て、こんな風に将来まで一緒に歩いていけたらと思える友達が出来るとは、夢にも思っていなかったのです。言葉が違っても、同じ国の中国人の友人にすら話せないような事も、お二人には不思議と話せたり、お二人と出会えたから私の人生は180度変わったのです。本当に楽しかった。お二人の事は私の人生の恩人だと思っています。私の両親もお二人の事を大好きで、本当に温かい人達だと、感動しているのですよ。それだけは分かって欲しかったのです。それから今日は旦那さんの誕生日ですね。どうしても一言お祝いの気持ちを伝えたくて、心ばかりのプレゼントを受け取って下さい。あなた達二人の事を深センで出来た本当のお姉さん、お兄さんのように慕っているルーメイより、、。

 

と、だいたいこのような事が書かれていました。

 

知らず知らず涙がこぼれていました。

 

普段手紙など書きそうにない子だっただけに、これだけ色んな事を繊細に感じ取って、考えていたのだなあ、、。

 

と手紙を読み、あらためてルーメイとの不思議な縁を感じていました。

 

ポンちゃんにも言って訳して聞かせると、普段は、思いっきりクールなくせに、目頭があつくなっていて、涙がにじんでいました。

 

『ルーメイも苦しかったんだね。やっぱりルーメイはいい子だったんだね、、、。』

とポンちゃん。

 

『うん。何か切ないねえ。ルーメイは私達がカンカンに怒っているだろうということもお見通しだったし、何か、やっぱり優しい子だよね。私より年下のくせしてかなわないよ、、、。』

 

と、何ともいえない気持ちが心の中をよぎっていました。

 

そして、ポンちゃんへのプレゼントは、ポンちゃんが当時興味深く集めていた、中国の古い雑貨とか、ちょっとした骨董品系のものが入っていました。

 

それがきちんとファイリングされていて、その品に関するメモも書いてあり、そして、その中に、ある鏡(中国の)があり、風水の時に使うものが入っていて、そこには【これは、美佳(めいちゃあ)へ

、、、。占いの時に使ってね、、。】と書いてありました。

 

胸が痛かったです。

そして、この日をきっかけに、私たちとルーメイとの新たな絆が生まれることになったのでした。

 

ルーメイとの関わり方も、これまでとは全く変わって、お互いの胸のしこりを、心置きなく話す時がまもなく訪れるのでありました。