ある日の授業は、ハプニング続き、その?Aの巻き

 

トラブルに遇う、ある日がやって来ました。7時から授業という事で、前もって6時過ぎには、住んでいるマンションから出て、門にいる警備の人に、タクシーを呼んでもらったのですが、いつもは長くても、15分も待てば必ずタクシーがつかまったのに、その日に限って、ひどい渋滞で、待てど暮らせど、一向につかまらなかったのです。

 

最初のうちは、警備の子達と、いつもの如く、冗談を言い合ったり、色々話をして時間を潰して待っていたのですが、この日は、、、、。

 

そして時計を見たら6時40分くらいになっていました。これはいくら何でも少しまずいなあ、、。と思って、警備の子が『裏門の方がつかまりやすいかも、、。』と言い出したので、無線で連絡を取ってもらったりしながら、状況を判断しつつ、裏門へ走りました。その段階で、焦るとパニックになる美佳りんのことです。

 

脈拍もかなり上がっていて、(遅刻だー。完全に遅刻だー。どうしよう、、。生徒の皆にも、イエ先生にも申し訳ない、、、。)と、

 

不安でイライラする自分がいました。裏門は想像した通り、仕事帰りでタクシーを待っている人等、たくさん並んでいました。

 

5組くらいいたでしょうか、、。まず、イエ先生のポケベルに連絡を入れて、コールバックしてもらうようにしました、、。が携帯と違うので、なかなか連絡も来なくて、ポケベルの信号を受け取ったのかも分からず、時間だけは過ぎていき、あっという間に7時過ぎ、、、、。

 

タクシー乗り場で待っていても、タクシー乗り場へつく前に、タイミングよく、路上でタクシーをつかまえて、乗ってしまう人も何人かいました。

 

だから、タクシー乗り場で待っているのは、もしかして、この状況では不利かも、、?!そう感じて、走り出し、路上で『タクシー止まってよー。お願い!!』泣きそうな顔をして、飛び跳ねている自分がいました。

 

そんな私を見ていた、私の事を知っている、警備の男性が、一緒になって、泣いている私を慰めながら、手を上げてタクシーをつかまえるのを手伝ってくれました。

 

『日本語教室で先生をしているんだけど、時間に間に合わないよー。7時から授業なのにー!!』と私、『もう間に合わないね。でも大丈夫。慌てないで!!』何とも悠長な警備の男性、、、。そのあまりに可愛らしくのんびりと大らかな笑顔が、その時の私を余計苛立たせて、思わず罪も無いその男性(といっても20歳くらいの若い男の子ですが)に、やつあたりをしてしまいました。

 

『適当な事を言わないで、、。私は必死なのよ。もっとちゃんとつかまえてよー!!』と私、、。

 

この後、本当にその時のことを反省しました。この男の子は何も悪くないのに、パニクった私にやつあたりをされて、、、。

 

そうこうしていると、、、。車がようやく『空車』の文字が見えた車が一台暗闇の中を走って来ました。

 

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