安くて美味しい中華料理第一弾(その一)の巻き!

 

ホテル住まい時代の主婦の特権は、炊事をしなくて良いこと、、、、です。当時結婚2年目の私たちでしたが、炊事は何回やっても、苦手な分野、、。というより好きではない家事の一つ。一つどころか家事の大半は苦手なわたくしです。だから、外食三昧の、プラスアルファ−お得なお値段で美味しい料理が食べられる中国には大満足であります。ポンちゃんも私も大の食いしん坊。お腹が空いている時に、重要な相談事は厳禁、、。重要でなくても厳禁なのです。なぜならば、大喧嘩に大発展、、。する可能性が非常に高いからなのでありまする。そんなこんなで、カーっと走って行けば、パーっと美味しいものにすぐ出会えるこの深せんは、食いしん坊夫婦にとって誠に有り難い場所でもあるのでした。

 

 

ホテルから歩いて1分、つまり隣といってもいいくらいの近場に、Pレストランという何とも素朴な感じの庶民の味に出会える場所があるのです。入ってみると、10組くらいが入れる割りと中くらいのスペースですが、その中はいつも活気にあふれていて、絶えずお客の出入りが絶えない感じでした。ポンちゃんと私が入ってみると、早速ウエイトレスのお姉さんが、ややぬるめのお茶をプラスティックのコップに入れて運んでくれて、メニューを取ってみると、どれもお値段が安い!!大感激!!

 

 

 

私は大好物の茄子が食べたかったので、(中華料理の本場は、とにかく茄子の炒め物が美味しいのです。留学時代からその辺は網羅しきっていた私は、、。)『茄子で美味しい料理は?』と聞き、彼女はメニューの中からある料理を指差してくれました。その名を紅焼茄子飯)。『それを下さい。』と私。ポンちゃんは、マーボー豆腐と印尼炒飯と、ちなみに印尼炒飯とは漢字のごとく、インドネシアチャーハン(つまり、カレーピラフみたいな味のチャーハンです。)と、彼の大好き系をつらつらと注文。私がそれに蒜茸菜心という、これまた菜の花の茎の部分を大蒜風味のあんかけで炒めた、野菜料理です。とそれぞれ好きなものを二つずつ注文しました。

 

 

 

待つこと10分弱?!とにかくあっという間に出来上がって、この量と味が私たち二人の大きな胃袋には?!ちょうど心地よい、やや多めの量でした。お味のほうも、本当に美味しかったです。紅焼茄子飯は茄子が長細めに、ざっくりと切ってあり、その茄子と豚肉を甘辛ソースで炒めて、それをご飯の上にかけるというぶっかけ丼もの系でした。その4皿を二人であっという間に平らげて、さあ御幾ら?!と見てみると、全部で40元くらい(当時の日本円で500円ちょっと)二人で本格派中華を頂いてお腹も一杯で、このお値段♪♪勘定してもらい、元気一杯『謝謝!!』『再見!!』とお店の皆様方にお礼を申し上げると、お店の人たちは笑いながら、皆で我々を優しく『また来てね。』と見送ってくれました。

 

 

嬉しくて嬉しくて、言葉に出来ない、、。♪とオフコースの歌を歌ってしまうほどでした。

 

この店のウエイトレスの女の子達や厨房の中の人々等の間で、この日を境に、ポンちゃんと私は可笑しな?!日本人客として、有名になるのでありました。

私たちがそのお店に食べに行くまでは、日本人のましてや夫婦が揃って食べに来たことなど、前例が無かったようでした。その後、おしゃべりで宣伝好きな我々夫婦にかかっては、このPレストランが日本人の働くおじさま方の胃袋を大いに楽しませてくれる日が、すぐにやって来るのは時間の問題とあいなりました。皆さんは、店の存在には気付いていながら、入ってみたことが無かったそうで、我々があーだこーだと宣伝したら、その一週間後には、あれよあれよという間に、ある晩覗いて見ると、お店の外にオープンテラスを作ってもらい?!そこが餃子にインドネシアチャーハンにと、大勢で料理をほおばりながら、片手に青島ビールを持ってワイワイガヤガヤの年中ビアガーデン化しているではありませんか、、。めでたし、めでたし♪ハッピー、ハッピー♪

 

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