NHK日中共同制作ドラマ『大地の子』思い出の制作シーン

 

1995年11月に放送されて以来、大反響があり、皆様に感動を与えた続けた、名作ドラマ『大地の子』制作現場を経験させて頂いた事は、私の人生の大きな宝物となりました。この場をお借りして、見て下さった視聴者の皆様方、そしてドラマ制作に携わった全ての方々心からの感謝の気持ちを込めて、私の心の宝物の思い出の一部を御紹介させて頂きます。

 

 

 

(写

第三次中国冬ロケで、現場に関わった皆さんと撮った集合写真です。零下30度以上になる、過酷な北部地方でのロケが続きましたが、皆さんの笑顔から分かるように、一人一人の精一杯の力が一つになって、寒さも吹き飛ばした現場になっていました。一番下っ端の私にまで、中国側のキャスト、スタッフ、そして日本側のキャスト、スタッフの皆さん本当に良くして下さって、皆さんのご迷惑にならないように、少しでもお役に立てるように、、。と必死に毎日の仕事をこなしていましたが、そんな私の事をいつも温かく見守って下さった事、一生忘れません。有り難うございました。一つのもの作り上げるために、二つの国の人達が、一つの心になって、制作していく過程は、そこにまさにもう一つのドラマがありました。同じ釜の飯を食べて、語り笑い歌い、、時に討論し合い、共に泣き、肩を抱き合い、励まし合い、そうして積み上げていく信頼友情、、。撮影が終了した頃には、国の違いを超えて、また、お互いが仕事仲間を超えた、同じ熱い情熱を持った同士のように変わっていきました。当時二十数年しか生きていなかった私の人生観が、色んな意味で大きく変わった瞬間でした。人と人の絆の素晴らしさは、日中合作ドラマ『大地の子』の中にも、そして、ドラマ制作過程にも、たくさん詰まっていました。生きていく事の大変さ、そして楽しさを心底感じました。

 

 

 

(写真

第三次中国冬ロケで、中国の撮影現場に制作スタッフとして参加させて頂いた時に、中国側のスタッフの皆さんとお食事している時に、中国側潘小楊監督と御一緒に、中国の歌を歌った時の写真です。通訳の駆け出しで、初の中国ロケ参加で毎日緊張して仕事をしていた私に、いつも優しく、そして明るく励まして下さった、人間的にも本当に大きな方でした。歌の大変お上手で、素敵でした。皆さんから大変慕われて、親しまれた素晴らしい監督でした。

 

 

 

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長春ロケです。周りにあった湖のような所がすっかり氷をはっていて、自然のスケート場?!になっていました。皆さん、つるつるっと滑るそうになりながら、忙しく駆け回っていました。樹木が真冬の厳しさを物語っています。中国側音声スタッフと通訳の男性と記念に『はいチーズ』です。この当時の長春や内モンゴルの激寒のロケ中に、スタッフ内で凍傷にかかってしまった方もいました。手袋をはめ直すその一瞬でも、手の感覚がなくなり、その後ものすごく痛くて、あんな感覚は初めての事でした。

 

 

 

(写真

過酷な冬ロケを予想して、きっとダイエット出来るであろう体重計までスーツケースに入れて持って行ったにも関わらず?!何と一ヶ月ちょっとで3キロくらい太ってしまいました。なんでだろう?!防寒着をたくさん着込んで、寒い内モンゴル(呼和浩特)でのロケです。一面雪の中を、駆け回っていました。何もないただ一面白い雪の中を朝から晩まで撮影、、、。過酷なスケジュールと、寒さと闘いながら、スタッフ、キャスト一同、精神的にも肉体的にも大変な頃だったと思います。すっかり雪焼けしてしまいました。

 

 

 

(写真

中国ロケでのある日の食事中、潘監督と、(一心の養父役)の朱旭さんと3人で撮って頂きました。朱旭さんは、ドラマのお父さんのように、本当に優しくて、紳士で素敵な方でした。周りの方への気配りを常に忘れずに、大変謙虚な方で、まさに役者の鏡のような方でした。

 

 

 

 

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